Nゲージ新幹線
  ■905 用語解説:トミックス
 かなり昔から鉄道模型を製造・販売している会社。プラレールでおなじみ、タカラトミーの鉄道模型ブランドと考えていただいてまあ、間違いはありません。『トミーテック』という名前の場合もありますが、トミックスと同じ会社が作っています。
 なぜタカラトミーのグループなのに別の名前を名乗っているのか、と疑問に思う方もいるでしょうが、そういうものだと思っておいたほうが幸せだと思いますし、エンドユーザにとってはどうでもいいことです。
 大昔のトミックスは価格が安い代わりに造型もそれなり、という製品が結構ありましたが、1990年ごろから急速に造型レベルが向上し、ディテールも特定の車両の細部まで表現するなど、精密度が一気に上がりました。価格もそれなりに上がりましたが、造型のよさを考えれば納得のいくところです。

▲手前はトミックスの100系新幹線。90年代の製品ですが造型は見事。ただしファンが見れば『実車と違う点が多すぎる』ということなのですが……。奥の機関車は40年前に作られた製品。見てくれはともかく価格が安かった(当時の値段で2,900円)ので、入門用には最適でした。

 トミックスは車両だけでなく、線路やアクセサリなども多数発売しています。玩具メーカー出自のよさを生かし、自動運転システムやカメラカー、常点灯システムなど、運転する楽しみを追求した製品を多数販売しているのも特徴です。
 また、トミックスの線路システムは1978年から一貫して統一されており、玩具メーカーらしいシステマチックなつくりが売りです。そういった意味では「入門はトミックスから」というのはあながち間違いではないと思います。

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