Nゲージ新幹線
  ■907 用語解説:レイアウト
 鉄道模型の世界では、線路の周りに情景を作りこんで風景の中を電車が走る装置のことを『レイアウト』といいます。プラモデルの世界では似たようなものを『ジオラマ』といいますがまあ、本質は変わりません。そのへんは趣味をこじらせた人に質問すれば延々と聞かせてもらえるでしょうが、明日すべてを思い出せなくなったとしても人生になんら支障はない、その程度の話です。
 Nゲージはもともと、情景の中を走るレイアウトを家庭で気軽に楽しめるというコンセプトを持っていました。その昔の鉄道模型はとても大きかったのですが、小型化に小型化を重ね、今のNゲージがあります。
 そのためNゲージの世界では『レイアウトを作って一人前』という風潮があり、このサイトを作っているサマンサもかつては『レイアウト原理主義者』でした。
 しかし、新幹線電車においてはフル編成にすると全長2.5mとかそういった長さになるわけで、いくら小さなNゲージとはいえ、レイアウトを家庭で持つのは難しいでしょう。
 『Nゲージはレイアウトのための鉄道模型』といわれた時代は、本物と同じ編成を再現するといった発想はなく、せいぜい6両編成くらいに短縮すれば、畳一枚のスペースでレイアウトが楽しめるね、という感じでして、当時と今ではユーザーの考えかたも違って当然です。ですからレイアウトを無理に所有する必要は微塵もありません。
 とはいえ、情景の中を駆け抜ける鉄道模型がかっこいいのはまた事実。そこで活用したいのがレンタルレイアウトというわけです。

▲新幹線でレイアウトは難しいとはいえ、線路の周りに風景があると盛り上がるのも事実です。自宅でレイアウトは無理にしても、住宅や自動車、人形といったアクセサリを買ってきて線路の周りに並べるだけでも雰囲気は出ます。

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サマンサ 2017
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