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加賀電各駅探訪

白山駅(はくさんえき)
 
種別:停車場
設備:2面4線
開設:1912年3月1日
利用客数:18,565人/日(降車客含まず)
利用客数は香林坊駅・片町駅に次ぐ第3位。2003年までは本松任駅という名前だったが、2005年の白山市制定を前に白山駅の玄関口となるよう駅改築にあわせて改名。

 白山駅は加賀電の拠点駅のひとつで、利用客数も武蔵ヶ辻駅をしのぐ1日18,565人と、加賀電で3番目に利用客数の多い駅です。2003年までは本松任という名前の駅でしたが、平成の大合併政策で松任市・美川町など1市2町5村が新設合併することとなり、松任市は本庁舎の最寄り駅となる本松任駅を白山駅と改称することを加賀電に打診。加賀電も利用客が増えて手狭となった駅の改築や駅前の整備に便宜を図ってもらえるとあって利害が一致し、2003年に白山駅と改称しました。
 新駅舎は2005年に完成。板田屋百貨店がテナントとして入り、新小松駅の加賀屋、武蔵ヶ辻駅の名鉄エムザ、香林坊のアトリオなどとあわせて日中は電車でショッピングを楽しむ旅客が増加。板田屋を含めて前記4点の百貨店で5,250円以上の買い物をすると、帰りの加賀電運賃が無料となる特典「買っ得チケット」も好評だとか。
 なお、白山駅から西方約1キロの地点に白山車庫と白山工場があり、車両の留置やメインテナンスを行っています。そのため、白山駅を始発とする列車も数多く設定され、朝のラッシュ時はすべての普通電車が白山駅始発となります。

▲板田屋百貨店がテナントとして入る白山駅。5,250円以上の買い物で帰りの電車が無料になる「買っ得チケット」は一見大盤振る舞いに見えますが、自動車のお客さんが一定額以上の買い物で駐車料金が無料になるのに電車のお客さんにサービスがないのはおかしいと、加賀電とデパート4社で考えた商品です。デパートは加賀電運賃を負担しても駐車場の混雑緩和というメリットを享受できるので、双方に悪くない話なんだそうです。
 


▲利用客が増えた結果広告もたくさん入るようになりました。ホームはあちこち広告だらけで落ち着かない感はありますが、それだけ多くの人が利用しているということです。

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