プロトタイプ C.P.HUNTIGTON
分類 ミニ列車
メーカー チャンス社(米国)/朝日テック
採集年月日 平成22年5月27日
採集場所 としまえん


 これまでもほんの少しだけとしまえんの模型列車についてはこのページにも記載していましたが、もうちょっとだけ詳しく紹介すべく、再調査を行なってきました。
 としまえんの「模型列車」で活躍する機関車はプロトタイプを「C.P.HUNTINGTON」といって、実際にカリフォルニアで走っていた機関車をモデルにしています。この機関車に関してはこちらでかなり詳細に解説されているので俺がイケてないウンチクを披露する必要はないでしょう。
 機関車は4サイクルのガソリンエンジンを使用しているので、走行音やアイドリングはまるでトラクターのような音を立てています。コクピットはまるでバイクのよう。しかし、走行装置などは遊戯施設というよりは園内の輸送機関としての使用を考慮しているためかしっかりしたもので、客車の軸受けはコロ軸受けだし、ブレーキシリンダーもしっかりしたものがついています。
 現在はシングルドライバーの193号機(チャンス社で作られた機関車の製造番号)「フラワープリンセス」と、265号機「ウエスタンシルバー」の2両が活躍中で、そのほか使われていない機関車3両(チャンス社製1両、そのほか2両)を見ることができます。
運転台。ガソリンエンジン駆動なのでそれ用の計器が搭載されています。中央の銘板はブレーキ操作に関する注意事項が書かれています。

客車の台車。軸受はコロ軸受をおごっており、スイングハンガー式の枕ばねやブレーキシリンダなど、鉄道車両としての体裁を一通り備えた本格派です。

現在は使用されていないバッテリ駆動の4-4-0コッペル。台枠の造作から推定して朝日テックのテキサス号だと思います。ゲージも600ミリだしね。

こちらも現在は使われていない4-4-4。これもテキサス号かと思ったんですが、シリンダ周りの造作が朝日テックのそれには見えないので断定はできません。ちなみに西武園ゆうえんちを走っているミニ列車と同型機です。


廃車になって静態保存されている183号機。


給水塔(ダミー)。タルのタガが下に行くほど密になっているのがとてもリアル

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