類似の形態は伊予鉄道や長崎電気軌道にも走ってますが、ライトの位置や細い窓の形状から見て都電でしょう。一見派手な模様もラッピング電車みたいで味があります。


結構造形はがんばってるけど中身はダミーハンドル。惜しいなあ…

動力装置。線路から直流を受電してモータを回し、左側のギアボックスで減速してチェーンで2軸を駆動する方式です。抵抗器やインバータ、サイリスタなどは見た感じ搭載されていないようなので、トランスのほうで電圧を直接いじって速度制御しているか、そもそも速度制御せずON/OFFの乱暴な運転を行なっているかいずれかだと思います。まあ、ベルト駆動なのでショックもそんなにきついものではないと思います。
 
プロトタイプ ナニワ工機の路面電車?
分類 ミニ列車(設置型)
採集場所 松屋浅草屋上プレイランド
採集年月日 平成20年11月11日


 これは正面3枚窓で中央窓下に換気窓がついている、昭和30年代によく作られた路面電車の表情です。プロトタイプはアンチクライマーの形がちょっと解せませんが、車体コンタから推測するに都電旧8000形あたりでしょうか。
 さて、プロトタイプの推測はこのくらいにしまして、遊園地の電車ってたいてい周回線路をぐるーっと1周するんですが、この電車はL字型の線路を折返し運転します。両方のクルマ止め近辺に折り返し用のセンサーがついていて、自動で逆行するようです。
 ところで外見はなかなか路面電車らしくまとめてあるのに、運転台はハンドル……。
 なお、あらかわ遊園の豆汽車も同じシステムを使用しているものと思われます。
 ところで、遊園地の乗り物は遊戯施設であり交通機関ではありませんので、原則として乗ったところに戻ってこなくてはいけません。途中駅で降ろしてしまうと交通機関扱いになってしまって何かと許認可が面倒なのです。ですからこの手の乗り物はエンドレスが多いのですが、終点で乗り降りしなければ、折返し運転もありなんですね。
 ただエンドレスならロケの状況によって1周設定とか2周設定とか柔軟にできるのに対して、ポイントtoポイントではそうも行かないところが今ひとつですかね。
トップへ戻る inserted by FC2 system