▲まあ見た目は普通っちゃ普通。でも連結器カバーの部分やスカート下部の表現に非凡なものを感じます。

▲実車の運転台を見たことがある人ならこの作りこみに感動できます。みようみまねで作ったのではなく、ちゃんと知識を持って観察してアレンジした形跡がそこかしこに見受けられます。もっとも、停車駅に小倉を抜かすというポカもやってはいるのですが……。
プロトタイプ 300系新幹線
分類 ムーバー
採集場所 あらかわ遊園
採集年月日 平成20年11月5日


 「わんぱく線205系」とならんで作りこみのすばらしい300系新幹線のライドです。外観はまあこんなもんかな、って感じで特にこれといったものはないのですが、いざ中に入るとよく再現された運転台に感動を覚えます。少なくとも設計者はちゃんと実車の300系を見てデザインしているなというのが伝わってきます。
 まず、マスコンを右、ブレーキを左においている点。新幹線は在来線とマスコン・ブレーキの位置が逆になっています。そして速度計は専用のものをあつらえている点も好感が持てます。ATCの指令速度が245キロというのが惜しい(260キロなら完璧だった)ですが、些細な点です。
 電圧計、電流計も細長いドラム型で、圧力計は丸型。このへんも位置関係を含め完璧です。モニタの表示内容もよく実車を再現してありますし、マスコンハンドルの特徴的な形状もグッド。まさかこのライドのために専用設計したのか? だとしたらすげぇなトーゴ。
 とにもかくにも、この300系ライドは見た目はともかくよく実物を観察した傑作です。まいりました。
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