「わんぱく線205系」とならんで作りこみのすばらしい300系新幹線のライドです。外観はまあこんなもんかな、って感じで特にこれといったものはないのですが、いざ中に入るとよく再現された運転台に感動を覚えます。少なくとも設計者はちゃんと実車の300系を見てデザインしているなというのが伝わってきます。 まず、マスコンを右、ブレーキを左においている点。新幹線は在来線とマスコン・ブレーキの位置が逆になっています。そして速度計は専用のものをあつらえている点も好感が持てます。ATCの指令速度が245キロというのが惜しい(260キロなら完璧だった)ですが、些細な点です。 電圧計、電流計も細長いドラム型で、圧力計は丸型。このへんも位置関係を含め完璧です。モニタの表示内容もよく実車を再現してありますし、マスコンハンドルの特徴的な形状もグッド。まさかこのライドのために専用設計したのか? だとしたらすげぇなトーゴ。 とにもかくにも、この300系ライドは見た目はともかくよく実物を観察した傑作です。まいりました。 |