▲派手にリペイントされていますが、無骨な筐体は200系に通じるものがあります。


▲運転台はホープではおなじみの2丁ハンドル。

プロトタイプ D51
分類 ムーバー
メーカー ホープ
採集年月日 平成21年6月23日
採集場所 井の頭公園


 これまた派手にリペイントされてしまっていますが、たぶん原型は黒一色だったかと思います。で、正面上にある給水暖め器や極太のボイラーあたりから推測するに、D51、もしくはD52あたりをプロトタイプにしたものと思われます。ライドについている「SL-38」という表記は少なくとも日本国鉄ではありえない表記です。もっとも、煙突の形状がダイヤモンドスタック風になってるあたり、どうも弁慶号の呪縛から逃れられていないようですが……。
 メーカーはホープ。ですから機関室はハンドル2丁のきわめてシンプルなものです。コインシューターの形状から言って相当な年代もの('70年代の製造かも)と思われます。そういえば後ろ半分の造形は200系新幹線と共通ですね。
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