▲派手にリペイントされていますが、無骨な筐体は200系に通じるものがあります。
これまた派手にリペイントされてしまっていますが、たぶん原型は黒一色だったかと思います。で、正面上にある給水暖め器や極太のボイラーあたりから推測するに、D51、もしくはD52あたりをプロトタイプにしたものと思われます。ライドについている「SL-38」という表記は少なくとも日本国鉄ではありえない表記です。もっとも、煙突の形状がダイヤモンドスタック風になってるあたり、どうも弁慶号の呪縛から逃れられていないようですが……。 メーカーはホープ。ですから機関室はハンドル2丁のきわめてシンプルなものです。コインシューターの形状から言って相当な年代もの('70年代の製造かも)と思われます。そういえば後ろ半分の造形は200系新幹線と共通ですね。 |