▲日本の鉄道にはない華やかな雰囲気を持つ「サーカストレイン」。本来は貨車に動物を乗せて人間は外から動物を見るための列車なのですが、ライドでは立場が逆になってしまうのがシュールであり面白いところですね。

▲機関車には乗れないので、操作は客車から。とはいえ乗客が介入できるのは警笛ボタンだけですが。


▲機関車の車軸配置は朝日テックのそれと同一の1-2配置。

プロトタイプ 海外のサーカストレイン。玩具に似たようなモデルあり
分類 ミニ列車(設置型)
メーカー 朝日テック
採集年月日 平成21年8月15日
採集場所 東京タワー


 走行装置自体は朝日テックの「レジャートレイン」シリーズに見えるんですが、メーカーズプレートを見ると関西精機サービス(1994年廃業)になっていました。どうやら東京タワーのキディライドのオペレートは関西精機がやっていたようです。
 それはそれとして、サーカストレインは日本ではなじみがありませんが、海外では鉄道模型やおもちゃでわりとポピュラーな存在です。海外向けのマーケットがキディライドにあるかどうか定かではありませんが、そういった外国の玩具をヒントにこのライドは生まれたのかもしれませんね。
 編成の構成は機関車+客車1両で、機関車には乗れません。なもんで警笛ボタンが客車についているという仕様になっています。客車は向かい合わせでがんばれば4人乗れますが、まあ大人1+子供2人がいいところでしょうか。
 ところで、本来サーカス列車に乗るのは動物なんですが、このライドの場合、乗るのは人間なんですよね。で、その周りに動物がいっぱい……シュールな光景です。
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