▲ケンタッキー号。八王子そごうでは3両編成ですが、施設によっては単車での運転もあります。左側の線路は故障時の収容線と思われます。


▲踏切。通常は線路内に立ち入れないよう、線路を柵で防いでいます。


▲列車が通過するときは、柵が90度回り、通路をふさぎます。

プロトタイプ 7100形弁慶号(でもシングルドライバー)
分類 ミニ列車(設置型)
メーカー 朝日テック
採集年月日 平成21年9月13日
採集場所 八王子そごう


 朝日テック/A2レジャーの主力商品(?)のケンタッキー号をそういえば紹介してなかったな?とかねてから思っていたのですが、やっと八王子そごうで現物を見つけたので紹介できます。
 ケンタッキー号は600ミリゲージの大型豆汽車で、蒸気機関車風のスタイリングですが駆動はボギー台車で行い、シングルドライバー風の動輪はダミーです。このスタイリングならいっそのことクライマックスにすればいいじゃねえかと鉄道マニアの視点で見ると思ってしまいますが、まだ擦れていない子供にシェイだとかクライマックスだとかじゃあアピールはしませんわな。シングルドライブのダミーで正解。しかし、4-2-4なんて軸配置の機関車は実物では存在しないだろうな……ライドならではの配置です。
 で、ケンタッキー号は乗務員不要で、1両編成で運転するならコインオペも可能ですが、八王子そごうではチケットシステムで2両の客車を牽引していました。これはおそらく走行距離が長い上、線路の円周内を休憩所として活用しているために踏切が設置してあるので、係員の監視が必要なためでしょう。なお、踏切は日本の一般鉄道のものとはことなり、列車が通っていないときは線路側の柵が閉まり、線路内の立ち入りを防いでいます。同型の踏切はJR東海の浜松工場や東京メトロの上野車庫で見られます。
 なお、ケンタッキー号の線路配置は基本エンドレスですが、プログラムによりポイントを組み込んでそこそこ複雑な運転が可能なようです。八王子そごうではポイントが1ヶ所ありましたが、これは故障時の収容線のようで、残念ながら常時ポイントを作動させているわけではないようです。
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