首都圏では意外と多く見られる蒸気機関車形のライドです。KB-87という形式に根拠はありません。ていうかコレとかコレもそうですけど、当時のホープは実車の形式にあまりこだわりがないというか、むしろわざと外しているんじゃないかという気がします。 きかんしゃの風体はあいかわらずのカウキャッチャーに垂れ下がった正面窓。アメリカ型なのかドイツ型なのかいまいしわかりかねるところがあります。ただ、垂れ下がった窓(ドイツ型の機関車に散見される特徴)は、朝日テックのウッドロッキーIIを参考にしたのかもしれません。 このほか外見上の特徴としては、不自然なまでに太い煙突が挙げられます。これは中にカプセルトイを仕込むことができ、ライドが動く前にカプセルを払いだす機能が組み込まれています。が、バンプレスト(A2レジャー)のトーマスもそうですが、この手のオペはえてしてロケが面倒がってサービスを省略するのが通例です。実際俺もこのライドがカプセルを払い出しているロケを見たのは上野公園だけです。 コンソールはハンドルオンリーのホープが少しだけがんばっていて、ハンドルに取っ手がついたハンドル+ブレーキ+ボタン2個の構成になっています。ボタンはサウンド制御、ハンドルとブレーキはダミーです。 |