▲一見開きそうな煙室扉のようなディテールが「おっ」と思わせますが、これは蒸気機関車の写真を参考にでっち上げた造作でしょう。全体的にいろんな機関車を参考にしたあとが見られますが、マニア的なツボは押さえられていません。
 



▲煙突にはこのようにカプセルトイが仕込めます。


▲コクピット。ハンドル2丁の定番ではなく、ハンドル+ブレーキ+ボタン3個の構成。

プロトタイプ いろいろな蒸気機関車のイメージがごちゃ混ぜになってます
分類 ムーバー
メーカー ホープ
採集年月日 池袋:平成21年6月14日
上野:平成20年11月8日
採集場所 池袋東武百貨店・上野公園
このほかにも渋谷東急東横店にもあります


 首都圏では意外と多く見られる蒸気機関車形のライドです。KB-87という形式に根拠はありません。ていうかコレとかコレもそうですけど、当時のホープは実車の形式にあまりこだわりがないというか、むしろわざと外しているんじゃないかという気がします。
 きかんしゃの風体はあいかわらずのカウキャッチャーに垂れ下がった正面窓。アメリカ型なのかドイツ型なのかいまいしわかりかねるところがあります。ただ、垂れ下がった窓(ドイツ型の機関車に散見される特徴)は、朝日テックのウッドロッキーIIを参考にしたのかもしれません。
 このほか外見上の特徴としては、不自然なまでに太い煙突が挙げられます。これは中にカプセルトイを仕込むことができ、ライドが動く前にカプセルを払いだす機能が組み込まれています。が、バンプレスト(A2レジャー)のトーマスもそうですが、この手のオペはえてしてロケが面倒がってサービスを省略するのが通例です。実際俺もこのライドがカプセルを払い出しているロケを見たのは上野公園だけです。
 コンソールはハンドルオンリーのホープが少しだけがんばっていて、ハンドルに取っ手がついたハンドル+ブレーキ+ボタン2個の構成になっています。ボタンはサウンド制御、ハンドルとブレーキはダミーです。
 
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