見た目は何の変哲もない300系新幹線のキディライドなんですが、今後調査を続行すべき筐体として俺の中のリストに上がっているものでもあります。見た目はホープのコイツとたいへんよく似ています(が、細かいところはかなり違います)が、コンソールがまるで違います。あらかわ遊園のそれはホープでおなじみのハンドルですが、こちらは蒸気機関車のコンソールを使ってるんですね。 新幹線同士のメーカーが異なるのであれば、それはそれで納得がいくのですが、どう見ても両方ともホープの製品なんです。ただわかっているのはこちらの「ちびっこ新幹線」は2001年の登場ということ。で、実車の300系は1992年登場ですからちびっこ新幹線以前にホープが300系のライドを発売していて、2001年にちびっこシリーズのラインナップ強化としてリニューアル初愛したと考えれば合点がいかないこともありません。なお、同時期に同じコンソールを持った「ちびっこ機関車」が登場しています。 で、このコンソールにまつわる話をもうひとつしますと、実はこのコンソール、セガの「わくわく新幹線」のものと同一なんですね。セガのライドとホープのライドはASSYに共通部品が見受けられることがしばしばあるので、ちびっこシリーズの鉄道ものはセガからASSYを流用したと考えるのが自然でしょうか。ちなみに「わくわく新幹線」の発売は1997年です。 |