▲森の中を走る豆汽車。三島楽寿園の豆汽車は単純なエンドレスですが1回の乗車で2周してくれます。

▲運転台は甲府市遊亀公園のものとほぼ同じ。右側の青い棒がブレーキです。
 


▲客車の最後部についたレールクリーナー。集電不良対策もばっちりです。ところで客車に後部標識がついていますが、この路線には1列車しかいないので不要なもの。ですが演出としてはばっちりですね。

▲側面の「BEANS TRAIN」ロゴ。豆汽車の訳としてはいかがなものか。しかもニチゴではなく日本娯楽表記ですので、数十年はこの状態で走っていたことになるのかな。
プロトタイプ 不明
分類 ミニ列車
メーカー ニチゴ
採集年月日 平成22年8月12日
採集場所 三島楽寿園


 楽寿園はニチゴ経営なので、豆汽車もニチゴタイプのものが走っています。豆汽車の基本スペックは甲府遊亀公園のものと同じで、動力はロッド連動ではなく、駆動台車にモータを吊りかけています。
 電気方式は交流3線式。コントローラはHL方式で、ブレーキは摩擦ブレーキのみという点も遊亀公園と同じですが、ブレーキレバーは甲府のそれとは違い単なる棒をてこの原理で操作し、シューを車輪に押し付けます。
 客車は2両で、これもニチゴの標準タイプですが、最後部に集電レールを清掃するクリーナーがついているのが特徴的です。
 さて、システム的に遊亀公園のそれと同一なため特筆すべき点はない(とはいえ貴重な存在です)楽寿園の豆汽車ですが、側面にこの車両が豆汽車であることを主張するロゴタイプがついています。いわく「BEANS TRAIN」。直訳が過ぎるんじゃあねえですかニチゴさん。普通にTOY TRAINとかでいいと思うんですが、ニチゴらしいといえばらしいんじゃないかと思います。
 
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