鉄道系ライドにはふたつの種類があります。ひとつは線路を持たず振動などで楽しませるキッズライド、もうひとつは線路を走る豆汽車です。キッズライドは筐体の大きさ以上に場所を食いませんが、豆汽車は走行する以上ある程度の場所が必要です。鉄道の魅力である「走り」を狭いスペースで何とかできないかと考えたであろう製品がこの「ごきげんアンパンマン」ではないかと推測します。 ごきげんアンパンマンの走行距離は数メートル。行って帰って来るだけではまるで面白くない走行距離です。しかし、筐体がグルっと回るギミックを搭載しているので、往復する約1?2分の間、動きのギミックで楽しめるという寸法です。 ちなみにこの「ごきげんアンパンマン」。場所があるなら本格的な軌道敷設が可能です。下の例は犬山モンキーパークのものですが、エンドレスの周回軌道を筐体がぐるぐる回りながらけっこうな距離を走行しています。 ▲本格的に線路を敷設した場合、中央の制御線を使って複数列車の運行も可能。
|