パークトレインとは、スタイルこそ列車の形をしていますが特定の軌道を走るわけではなく、ゴムタイヤで園内を走行する乗り物で、大型のものは遊園地や動物園などで、小型のものはデパートやショッピングモールなどの商業施設などで使われています。 今回紹介するのは亀戸サンストリートで運行されているパークトレイン「ミニエクスプレス」です。この車両のメーカーは米国WATTMAN製で、商業施設やストリートなど、人手が多いところでの使用を考慮した車両です。人ごみの中で走行するということはどういうことかというと、すなわち接触事故のリスクが高まるということです。そこでメーカーは「アンチコリジョンシステム」を搭載。接触を感知したら直ちに列車が停止する装置を組み込んでいます。 メーカーサイトによると、ミニエクスプレスの特徴として、静粛性・無公害性・多少の勾配対・曲線対応などをあげています。実際サンストリートではかなりタイトなカーブを曲がっており、ミニエクスプレスの特性を存分に発揮しています。 なお、WATTMANのパークトレインシリーズにはこのほか、トラムとディーゼル機関車があるようですが、日本に輸入されるのは蒸気機関車だけなんだろうな……。いや、ディーゼル機関車の出来がすごくいいのよこれ。メーカーサイトでぜひ見てくださいな。 |