▲新幹線というより宇宙船かレーシングカーをイメージした塗装になった100系新幹線。手元にある塗料で適当にやっつけた感じですが、白と青の塗料があるならなぜ東海道新幹線風に塗らなかったのか疑問が残ります。

▲室内はスカイブルーで、座席はピンクで塗りつぶし。レバーもボタンも容赦なく塗りつぶしています。

▲どこから持ってきたのか「オフビートレーサー」のコンパネが装備されました。オリジンの速度計は最高速度120キロでしたが、コンパネ交換によって180キロまでメーターが刻まれました。でも電車における燃料計って何?
 
プロトタイプ 100系新幹線
分類 ムーバー
メーカー カトウ製作所/泉陽興業
採集年月日 平成23年12月24日
採集場所 もりのゆうえんち


 キッズライドは時間の経過とともに劣化していきます。特に屋外で稼動する筐体は紫外線にやられて塗装がぼろぼろになってしまいますので、ある程度すると廃棄するかリペイントしたりします。
 で、このリペイントってのが曲者なんですが、オリジナルに忠実にやってくれる業者もあれば、ちくしょーめんどくせぇな、手元にある塗料で適当に塗っちまえって場合もあります。キッズライドの調査をする立場としてはこの手のオリジナルリペイントはあまり歓迎できるものではないのですが、たまにすげーセンスのリペイントにぶち当たるとなんかそれはそれで得した気分になれます。
 千葉県野田市の「もりのゆうえんち」に置いてあった100系新幹線がまさにその典型でして、オリジンはカトウ製作所(ファンシーリフターで有名なとこ)の100系新幹線ですが、リペイントの際何をトチくるったかなんともアナーキーな塗装になりました。で、その際インパネも更新されたようで、コンパネはカトウオリジナルのものではなく、どこから持ってきたのか業務用ゲーム「オフビートレーサー」のものがくっついていました。
 もりのゆうえんちは大阪の泉陽興業が管理しているので、同じ大阪のSNKとなにかつながりがあったのかな、と思わせるリペイントですが、もう少し新幹線らしくできなかったのかなと思ったり思わなかったり。そんな魅力的な「森の新幹線」なのでした。
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