なんとも形容しがたい強烈なデザインのロボット

この手のムーバーには安直にハンドルを乗っけるはずのホープが、あえてレバーを用意しているという点で、2001年以降の製造という可能性も捨てきれないのですが、2002年以降のニュースにはコイツの情報ないんですよね……。つか、ステッカー以外他のムーバーで見かけないパーツばかりです。
プロトタイプ わからん
分類 ムーバー
採集場所 東山動植物園
採集年月日 平成21年5月22日


 相互リンク先の「レトロハウス」で妙に気にかかってらっしゃるロボットのライドですが、そーいや関東じゃああいつ見かけないなあ……。俺が見た「あいつ」の北限は名古屋の東山動植物園です。いかにもな感じのロボットなので鉄道がメインの俺もしっかりと撮影していました。
 で、このロボットなんですが左右にある「85hz」と「52ps」のステッカーはホープの「ちびっこファイヤーカー」で使われているものなのでホープ製と見て間違いありません(10月25日追記:ホープ製ではありません。詳細は下記追記を)。てーことは、ちびっこファイヤーカーと時期が前後するから2000年より前の発売なのか……いろいろ調べているんですがコイツの名前出てきません。つか、20世紀のキディライド資料ってどこに行けばあるんだか……。

追記(平成21年10月17日)

▲千葉動物園で発見したロボ太は、目が白色でした。


▲管理プレートの存在で、謎ロボットの名前が明らかに! 

 平成21年10月17日、千葉市動物園にて当該ロボットを発見しました。目玉がちょいとアレですが、全体的な特徴から見て謎ロボットであることは間違いありません。で、このロボットにはメーカーズプレートではありませんが管理タグがついており、そこにはこのロボットの名前が書いてありました。
 その名は「ロボ太くん」。あまりにもあまりな名前ですが、名前がわかったときは思わずガッツポーズをしてしまうほどの感激でした。で、製造年月日ではないのですが設置年月日が1996年というのも、推測どおり2000年以前ということであながち俺の推測も当たらずとも遠からずということでほっとしています。
 あと、管理タグに書かれている「サノヤス・ヒシノ・明昌」ですが、ここは遊戯機器のディストリビューターを中心にやっているところで、千葉市動物園のメインテナンス業務を請負っているのではないかと推測されます。ですから、サノヤス・ヒシノ・明昌がこのロボ太くんを作ったというわけではありません。
 ところで「設置ロケ 御所の里」とありますが、御所の里で検索すると徳島県の温泉が出てくるんですが、徳島からわざわざ千葉に来たのかしらコイツ……。

追記2:平成21年10月25日

 またもやTwitterで教えてもらったんですが、このライドは中国のSeekTreasure社が製造している「PLEASING ROBOT」だそうです。これをサノヤス・ヒシノ・明昌などが輸入して国内販売していたということのようです。
 わかってしまえばなるほどと思いますが、道理でホープらしさが見受けられないと思いました。シールは輸入の際にASSYかなにかを貼り付けたのでしょうか。いずれにせよシールだけで判断するのは危険ということがよくわかりました。
 あと、外国のサイトも調査対象に入れないとね。
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