さまざまなギミックを内蔵した「ちびっこ交通」
 


可能な限りのギミックをぶち込んだ「ちびっこ交通」の運転台


2007年には「ごっこ遊び」から「運転シミュレータ」に発展? したちびっこ路線バス

操作すると正面のモニタに映像が出ます。こうなると大型筐体ゲームと言っても過言ではありません。ライドの進化としてそれが幸せなのかどうか個人的には疑問がないわけではないのですが、こういうライドを出せるってのがホープのすごいところだなとも思います。
プロトタイプ たぶんプロトタイプがあると思うんですが、バスは詳しくないので……。
分類 ムーバー
採集場所 ちびっこ交通:あらかわ遊園
ちびっこ路線バス:ギガマート上福岡
採集年月日 ちびっこ交通:平成20年11月5日
ちびっこ路線バス:平成21年1月4日


 電車もクルマも飛行機も2丁ハンドルで通してきたホープも、21世紀になるころには少しずつ変化してきました。前に紹介したエスカルゴのライドもそうですし、「ちびっこファイヤーカー」なんかもギミックに対してちょっと変化をつけています。
 で、その「ちびっこシリーズ」で大きな転換点になったであろう製品がこの「ちびっこ交通」です。とにかくその内装はあきれるほどに作りこまれています。速度計、ワイパー、方向幕、両替機など可動部分を多数用意。コストの関係で動かせない部分は徹底的なステッカーワークを施しています。しかも流用部品は皆無ときたもんです。
 この「ちびっこ交通」は子供に絶大な支持を受け、この後のホープはギミック満載リアル路線へと突き進みます。第3弾の「ちびっこ電車」ではJR東日本の商品化許諾を取り、ちびっこロードスター、ちびっこ路線バスへと発展していくのでした。
 で、その「ちびっこ路線バス」ですが、ここまでくると正直ライドの範疇を超えてしまっているのではないかという感じです。正面に液晶モニタがつき、実在の風景の中を運転します。無論、プレイヤーの腕によって技術力を評価するものではないので「ゲーム」ではないのですが……いやあ、本当にすごいです。ただ、OP価格も142万円とかなりのもんですが。
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