ライドという言葉からして基本的には乗るものなのですが、モチーフによってはとんでもないことになる場合もあります。秩父仲見世に設置してあったこのライドはその伝で行くと「オヤジに乗る」ということになります。んまあエッチ。 本製品はホープの『森のアンクル』。あまりにもまんますぎる名前ですがそういう商品名です。1986年10月発売。 アンクルの太ももに座って股間にお金を入れると90秒間親父がメロ弟子とともに回りだします。3つのボタンはお話ボタンで「元気か」「勉強してるか」「遊んでいるか」とそれぞれ質問してきます。もちろん返答義務はありませんが。 とりあえず森の中で熊と木こりと仲良く歌を歌いましょうってのがこのライドのコンセプトであります。メーカーズプレートは確認できませんでしたが、おそらく「森のくまさん」あたりの曲がかかるものと思われます。個人的にはモンティパイソン・フライングサーカスの「I'm a lumberjack, and I'm okay?」あたりがかかってくれてもいいんじゃないかと思ったりもしますが。 動作はピッチングなしで回転運動のみ。プレイヤーが介入できる動作はボタン3つで音を出すことのみというシンプルなもの。まあオヤジが操作できてもあまりうれしくありませんし、メリーゴーラウンド的なものをメーカーも想定しているものと思われます。オヤジだけど。 それにしても森の男=ひげとオーバーオールというステレオタイプなイメージはどの編が源流なんでしょうね。 |