▲全体的に丸みを帯びたスタイリングがセガ・メカトロ研の筐体に共通するデザインです。
セガのメカトロ研が誇るわくわくシリーズ。キディライドの世界ではセガは後発ですが、先発メーカーにはないテレビゲームとの融合を図ったテレビゲーム寄りのライドを多数発表してその地位を確固たるものにしています。 1998年4月に登場した「わくわく消防車」は、運転台部分にモニタが仕込んであり、サイレンボタンと放水レバーを操作して画面内の火災を鎮火するゲームをプレイ中に行ないます。システムボードはST-Vを使用しているので立体感あふれるなかなかの映像が展開し、かなり子供が夢中になれる要素が詰め込まれているあたりはさすがゲームメーカーのキディライドだなと思います。 まあ、これは野暮な突っ込みですが、消防車で「わくわく」してしまうのはいかがなものかと……「わくわく」ブランドとはちょっと相容れないジャンルだったかなコイツは。いや、ゲーム内容自体はとてもいいんですけどね。 |