▲当時人気だった仮面ライダーV3。ライダーだけでなくハリケーン号もライドで登場。少なくとも仮面ライダーV3の背中に乗るよりはずっとライダーの気分を味わえたことでしょう。

▲ハンドル部分は既製品を流用しているため、ライドには不必要なブレーキロッドの梃子とギアチェンジ用と思われるスイッチが残っています。


▲台座には仮面ライダーV3のロゴが入ります。

プロトタイプ 仮面ライダーV3のハリケーン号
分類 ムーバー
メーカー ニチゴ/日本エンジニアリング
採集年月日 平成21年11月18日
採集場所 大宮公園


 仮面ライダーV3のバイク、サイクロン号です。このライドについては光跡さんのところが詳しいのですが、メーカーはニチゴ、製造は日本エンジニアリングとのことです。バイク系のライドに共通なんですが、ハンドルやライトなどの部品は実際のバイクや自転車の部品を流用して作られているため、意味不明のスイッチや突起が残ったりするのが特徴です。この製品で言うと、自転車用のハンドルを流用しているもののブレーキはついていないので、ブレーキ取付金具がハンドルに残っているほか、右ハンドルのグリップ手前には謎のスイッチ(ギアチェンジ用?)がついています。
 メーカーズプレートなどは残念ながら残されていませんでしたが、動力部分には仮面ライダーV3のロゴマークが残っており、往時をしのぶことができます。また、すでに動力は排気されていますが大宮公園には仮面ライダーV3の筐体が現存しており、これも貴重といえば貴重な存在です。
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