▲ハローキティがタクトを振って楽しく演奏。コンセプトは実にサンリオチックでステキですが、なぜピアノが動くのかはここでは追求しない方向で。

▲ジャンボマックスが演奏しても壊れないんじゃねぇか、ってほど頑丈な鍵盤。業務用なら当然の処置ですが……でも壊れるんだよな。業務用の機器は運用が過酷です。

▲カード払い出し機構。メーカーは消耗品で儲けたいのかもしれませんが、オペとしては手間がかかるので機能を殺してしまうことも。
 
プロトタイプ ハローキティ
分類 ムーバー
メーカー エイコー
採集年月日 平成21年10月28日
採集場所 上野公園


 女児向けライドとしてサンリオってーのはなかなかに鉄板じゃねぇかと思います。実際西武園ゆうえんちやサンリオピューロランドのような、遊園地・テーマパーク的な施設もありますから需要もそれなりでしょう。てなわけで、ハローキティやバットばつ丸のゴーカートがエーツーレジャーから現在も発売されていますし、朝日テックもサンリオの「しんかんせん」を350ミリゲージの鉄道ライドとして発売しています。
 ここで紹介するライドは「ハローキティえんそうかい」というピアノを模したライドです。子供が叩いたくらいではびくともしない鍵盤とエフェクター2個の構成。とりあえず何でもいいから鍵盤を叩くといろいろな音が出ます。ついでにキティちゃんも動きます。で、ゲームが始まる前にはハローキティのカードが払いだされるのですが、ロケによってはこの機能を殺しているところもあります。消耗品ビジネスはこの手のライドではたいへんだと思うよ実際。
 このライド、サンリオらしいメルヘンチックな雰囲気(ピューロランドやアニメの「おねがい!マイメロディ」を見ると、サンリオは音楽にたいへん力を入れているのがわかります)はたいへんすばらしいのですが、なぜ演奏会で舞台が動くのか。これは永遠の謎です。
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