▲名前に偽りなく、4人乗りの大きな筐体です。鼻の造形などにトーゴの本気を感じます。

▲象を操作するわけには行かないので、インタフェイスはボンゴ。プロトタイプの雰囲気を壊さない上手な演出だと思います。


▲ロゴ。「ゾウ」の文字をゾウに見立てているのが秀逸。

プロトタイプ 東南アジアでの象ツアーの象だろうなきっと
分類 ライド
メーカー トーゴ
採集年月日 平成22年12月29日
採集場所 ピアゴ今池店


 でかい筐体です。子どもどころか大人が4人乗っても問題ないくらいの大きさです。さすがにこの大きさになると1本のアームで動かすには困難なのか、足の部分が分割され、足首を固定してそこから上だけが動くようになっています。
 筐体の作りはタイやインドで乗れる観光用の象をモチーフにしており、装飾がどこと泣くアジアンテイストになっています。ゾウの造形もホープのそれに比べてリアルで、トーゴがかなり力を入れて作ったことがうかがい知れます。
 「おっきなゾウさん」の白眉はインターフェイス。ホープのように安直にハンドルをつけて済ますようなことはせず、さりとて何もつけずただゆれるのを楽しむだけといった「逃げ」も取らず、このゾウに適したインターフェイスを模索した結果、「ボンゴ」を装備しました。これならゾウに乗る雰囲気を壊すことなく、ライドを存分に楽しめるわけです。おっきなゾウさんは、このようにたいへんよく練りこまれたキッズライドなのですが、いかんせん大きさが大きさなのであまり見かけないのが残念です。
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