でかい筐体です。子どもどころか大人が4人乗っても問題ないくらいの大きさです。さすがにこの大きさになると1本のアームで動かすには困難なのか、足の部分が分割され、足首を固定してそこから上だけが動くようになっています。 筐体の作りはタイやインドで乗れる観光用の象をモチーフにしており、装飾がどこと泣くアジアンテイストになっています。ゾウの造形もホープのそれに比べてリアルで、トーゴがかなり力を入れて作ったことがうかがい知れます。 「おっきなゾウさん」の白眉はインターフェイス。ホープのように安直にハンドルをつけて済ますようなことはせず、さりとて何もつけずただゆれるのを楽しむだけといった「逃げ」も取らず、このゾウに適したインターフェイスを模索した結果、「ボンゴ」を装備しました。これならゾウに乗る雰囲気を壊すことなく、ライドを存分に楽しめるわけです。おっきなゾウさんは、このようにたいへんよく練りこまれたキッズライドなのですが、いかんせん大きさが大きさなのであまり見かけないのが残念です。 |