こどもどうぶつえん2
メロディペット珍獣図鑑
デパートの屋上や遊園地などで見かける動物の乗り物。製品名を「メロディペット」といいまして、今はなきトーゴが製造していました。現在はA2レジャーが販売していて、カタログにはパンダ、ライオン、牛、犬、熊、恐竜、馬、キリンの8種類がラインナップされています。が、実際に遊園地へいくとカタログにラインナップされていないメロディペットを見ることがあります。ひとつは東武動物公園のホワイトタイガー（あとカブトムシやクワガタもあります）のように、その施設が特注したもの。もうひとつは何らかの理由でカタログ落ちしたものです。
ここではそんな「カタログに乗っていないメロディペット」を紹介します。今後生産の見込みがないこれらのメロディペットはいわゆる珍獣。見つけたら即ライドだぜ！
▲ブタ。造形も悪くないしとてもかわいらしいと思いますが現在はカタログから消えています。ブタに乗るというイメージは西洋ではそれほど不自然ではありませんが、日本だと「あしたのジョー」でマンモス西が少年院から脱走するときのイメージになってしまうからでしょうか、ってそんなことを知っているのは30台以上の人か。
▲ラクダ。造形は悪くないんですが、いかんせんコブの表現が機構上不可能なのが痛かったかと思います。メロディペットの首長タイプはどいつもこいつも揃いも揃って微妙なもんばかりです。標準タイプはそれなりにいけているんですけどね……。
▲謎のクリーチャー。メロディペットはときどき動物の元ネタがわからんものが出てくるからたまりません。顔の周りだけ毛が生えていないところから猿かと最初は思いましたが、ヒゲの生え方が猿であることを否定しています。一体何者なんだお前は！
▲シマウマ。……えーと、なんというか、シマの向きが90度ずれています。これはカタログ落ちしてもしかたがないかと。俺がオペだったら買いません……いや、買ったかも。こーゆーの好きだし。
きっとこのほかにもメロディペットにはステキなアニマルたちがいるに違いありません。遊園地やデパートの屋上で変わったメロディペットを発見したらぜひ教えてください。 |
