はたらく自動車 消防車編

 子供にとってある意味、パトカー以上に頼もしいのが消防車です。火災が発生したときに勢いよく放水し鎮火する。そして勇敢な消防士さんの姿も合わせ、理屈ぬきに「かっこいい」と感じるものです。現実にいる身近なヒーローなわけですね。
 そんなわけで消防車のライドというのも当然発売されています。さすがに放水ギミックがついた消防車は未見ですが、サイレンを鳴らして走るだけでも子供にとってはヒーローになりきれるものなのでしょう。各メーカーごとにそれなりに個性のある消防車のライドが登場していますが、パトカーと違い乗用車ベースではないので、あまりぶっ飛んだデザインのものがないのが残念といえば残念かな。

▲現在多く見られる消防車といえばホープの「ちびっこファイヤーカー」。2人乗りで運転士と放水係をそれぞれが分担します。このまま放水すると運転士の後頭部がびしょぬれになるとか言う野暮はいいっこなしということで。(浦和伊勢丹で撮影)

▲真砂工業の「こども消防署」。運転台にはシフトノブとボタンが5個ついています。後部座席はただ座っているだけですが、まあ実際の消防車は現場につくまでは座っているしかないわけで、これはこれでいいのかなと。(東急百貨店東横店で撮影)
 
 

▲ポンプ車がモデルの消防車が多い中、カトウ製作所ははしご車をモデルにしたライドを作りました。本当かどうかはわかりませんが、1965年製造のライドにしてはモダーンな感じです。なお運転台はフェラーリF40と共通です。(上野松坂屋で撮影)

▲トーゴも消防車を出しています。ハンドルと4つのボタン、さらにマイクが装備された豪華仕様で、トーゴが脂の乗った時期に作られたものと思われます。助手席のサイレンも手回しで音を出すことができます。このライドについてはいずれ個別で紹介する予定です。(西武園ゆうえんちで撮影)

▲前にも紹介しましたがホープの消防車ライドで「ローバー・ミニ」を消防車にしたステキ自動車。個人的にはたいへんかわいらしくて好みです。このほかホープは最新作としてギミック満載の消防車型ライドを作っているはずですが、今のところ未見です。(小田原城址公園で撮影)
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