きかんしゃトーマスとなかまたち
 このページでは朝日テックが発売しているきかんしゃトーマスのミニ列車を紹介します。トーマスのキッズライドはこちらで紹介していますが、そのほかあまり見かけないトーマス関係のキッズライドと、トーマスなんだけどめったに見られない編成なんてーのも撮影していますので、小ネタということでご紹介。

パーシー

 軸配置0-4-0の入換用機関車。出力は小さめですが、平坦線の小編成牽引用としてはとても使いやすそうな機関車です。で、キッズライドではトーマスの派生型として主要機器を流用しているのかと思いましたが、ちゃんと0-4-0の足回りを新製しています。このへんはちゃんとしないとソニー・クリエイティブプロダクツが許可しなかったのか、それともたびたび見せる朝日テックの職人的良心なのかはわかりませんが、ある意味トーマスよりもデキがいいんじゃねえの? と思わせる逸品です。としまえんで発見。
 牽引する客車はアニー。このへんちょっとこだわってほしかったところではありますが、元ネタのほうでは入れ替えしたり貨物牽引したり旅客列車牽引したりといろいろな仕事をやっているようなので、これ! というものが起こせなかったんだと思います。まあ、十分似合ってるのでこれはこれでありだと思います。

ジェームズ

 軸配置2-6-0のテンダ式機関車。テンダ式機関車をキッズライドで表現するにはテンダの扱をどうするかが問われるところです。朝日テックはタンクとテンダを一体整形にして作っています。このデザインはキッズライドの文法として正当ですが、このままでは急カーブが曲がれません。そこで、動輪を車体からはみ出るように大きく動かせるように工夫して急カーブに対応しています。実感味こそ損ねてしまいますが、乗ってしまえばそんな些細なことはわかりません。それよりもジェームズがキッズライドで走るということのほうが大事。ナイスデザインといえましょう。
 牽引車はやっぱりアニー。ここは初期の頃のような急行列車編成を期待したかったところです。としまえんで発見。
▲カーブに差し掛かるとこのように動輪部分が大きく横にはみ出し、急カーブをクリアします。

なが〜いトーマス

  きかんしゃトーマスの世界では、機関車に名前がついているほか、一部客車、貨車、ヘリコプターにも名前がついています。トーマスが牽引する客車はアニーとクララベル。これにトーマスを加えた3両編成で、主にローカル線で活躍しています。まあ、トーマスの担当する路線はラッシュもないようですし、通常の運用はこの編成で十分まかなえるということなのでしょう。
 ところ変わって日本は愛知県犬山市。日本でも有数の車社会ですがまだまだ鉄道の需要は旺盛で、ラッシュ時は犬山駅から名鉄電車が8両編成で雁行します。そんな犬山市にある「モンキーパーク」も行楽シーズンとなれば多くのお客さんで賑わうのでしょう。
 そんな場所で活躍するトーマスは、当然アニーとクララベルだけでは対応し切れない場合もあります。積み残し続出ではソドー島の沽券にも関わります。
 そんなわけで増結をしたトーマスがモンキーパークで活躍しているのですが、なんと機関車入れて6両編成! ソドー島でもこんな長編成を牽引したことはないのではないでしょうか。
 ところでで、1号車アニー。まあこれはいいとして2号車……アニー? 気になってみると3号車アニー、4号車アニー、5号車アニー。クララベルさんはどこへ行ったのでしょうか。
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