上の画像は10030型の11460編成です。特にこれといって特徴のある編成でもなく、ファンの注目を浴びるようなこともありませんでした。
　さて、2015年1月17日、東上線の池袋～小川町間での8000系の営業運転が終了しました。最後の運転を飾ったのは8175＋8506編成。この編成には記念ヘッドマークがつけられ、多くのファンがその最後を見送りました。

多くのファンに見送られて森林公園検修区に向かう8000系8175＋8506編成。
森林公園　2015年1月17日

　実はちょうどこの日、11460編成も東上線での運用が終了し、春日部に転属することになっていました。そして偶然にも小川町駅でさようなら運転の8175＋8506編成が撮影タイムを取っているとき、2番線に11460編成が入線したのでした。

小川町駅に到着した11460編成。慌てて取ったのでこんなカットしかありません。
小川町　2015年1月17日

　もちろんこの編成にカメラを向けた人は極少数で、同じ日に東上線を去る列車への扱いとしては釈然としないものを感じたのもまた事実です。もっとも俺にしたって「あ、よく見たら11460編成じゃん」くらいな認識だったのでえらそうなことはいえません。
　引退、転属となればマニアが記録のために大騒ぎするというイメージですが、1月17日はホント、光と影をまざまざと見せ付けられたものです。
　あまり本線系に行く機会はないので、スカイツリーラインで活躍する11460編成をまだ見たことはないのですが、またいつか会いに行きたいものです。