50070型 全7編成 50070型は50000型の地下鉄直通対応型です。おわり。 …このくらい書くことがないんだけど、細かいことを言えば先頭車の窓割が異なったり行先表示機がフルカラーLEDになったりとかあるんですが、まあ正直言って興味の範囲外。そんなわけでここでは50070型を含む50000型グループがいかに素晴らしい車両かというのをつらつらウンチクたれてみます。 で、東武鉄道はこの50000型を中心とした系列を今後の標準車両をした感がありますが、最近の技術はそう考えると本当にすごいなと思わざるを得ません。 昔だったら地下鉄直通車両というのは、低速でのパワー(というかトルク)が必要なため専用設計がなされていました。東武で言えば9000型と10000型の関係とでもいえましょうか。地下鉄用と地上用の性能を両立させようと思ったら高価な車両になってしまうわけです。 それが50000型と50070型は、性能まったくいっしょ。先頭車の重さがちょっと違いますが、5M5Tでモータ出力は165kw。これをギアリング6.53で回すわけです。出だしの加速力3.3km/h/sは大電流でトルクを保証し、この手のモータはおおむね1,800rpmあたりを定格に取っていると思われるので、高速域は4,500rpmあたりまでなら楽勝。φ820条件で100km/hのとき4,226rpmですから、編成重量を考慮してもまったく無理のない走りができるわけです。このへんは本当に、半導体による細かい制御の賜物でしょう。シリースモータではこうは行きません。 そしてそれは、鉄道車両の標準化という観点からすればとても大事なことで、多少の仕様をいじるだけで地上用にも地下鉄用にもライナー用にも低コストで作り分けることができるというのは実に未来的な発想だと思います。なまじ車両が多いだけに東武鉄道は標準化については神経質ですが、そんな見識が50000型グループという佳作車両を生み出したのでしょう。 価格は下げても品質は落とさない。そして高い汎用性を持たせる。50000型グループの通勤型電車としての完成度の高さは他に例を見ません。 ただ、初期型の座席をのぞけば、の話ですが。 51071編成 2012年1月2日 新河岸~川越 51072編成 2011年11月5日 新河岸~川越 51073編成 2015年6月14日 みずほ台~鶴瀬 51074編成 2015年9月14日 鶴ヶ島~若葉 51075編成 2011年5月23日 みずほ台~鶴瀬 51076編成 2012年6月10日 新河岸~川越 51077編成 2015年6月14日 みずほ台~柳瀬川 川越まつりヘッドマーク 2010年10月3日 新河岸~川越 キャラクタートレイン 小川町 2014年9月23日 東京スカイツリータウン 2013年5月5日 川越 東京メトロパスキャンペーン2012 2012年2月13日 鶴瀬~ふじみ野 副都心線相互直通1周年に記念 2009年6月6日 新木場BC 6月14日ダイヤ改正告知 2008年6月13日 和光市 |