▲特徴をよくとらえた外観。500系はメカトロ研のテイストによくマッチしています。
セガメカトロ研究開発室が世に送ったムーバー「わくわくしんかんせん」は、人気の500系新幹線をモデルにしています。外見は500系新幹線の特徴をよくとらえています。また、筐体内部にはモニタがついていて、そこにさまざまな映像が流れます。内蔵基板はST-V、セガサターンと同等の性能を持ってます。 ただ、鉄道マニアから見るとちょっと引っかかる点がありまして……。それは運転台なんですが、ハンドルの形状がこれ、300系のものなんですよ。それがリアルじゃないというのではなくてですね、メカトロ研はわくわくしんかんせんシリーズで500系以外出していないんですよ。 これ、よく見るとホープのちびっこ新幹線のハンドルと共通なんですね。ほかにもわくわくラリーやわくわくジャンボでホープやトーゴのASSYを流用したりしていますので、部品は外注しているのかもしれません。オペとしてもASSYは共通のほうがメインテナンスの際に楽ですしね。 ちなみにわくわく新幹線は1997年登場。ホープのちびっこ新幹線およびちびっこ機関車は2001年登場なので、わくわくのパーツをちびっこに流用したという見方が正しいでしょう。 |